心地よい時間をつくる希望の伝え方

  コラム


「何でもいい」と言ってしまう女性へ。

「今日は、どんなふうに過ごしたいですか?」

そう聞かれると、本当は希望があるのに「何でも大丈夫です」と答えてしまう。

相手を困らせたくない。
細かい人だと思われたくない。
自分の希望を優先することに、少し慣れていない。

そんな女性もいるのではないでしょうか。

けれど、一緒に過ごす時間の希望を伝えることは、わがままではありません。相手に自分を知ってもらうための、大切な手がかりになります。

 

 



最初から、はっきりした希望がなくてもいい

「どうしたい?」と聞かれても、すぐに答えが出ない日もあります。

仕事帰りで頭がいっぱいだったり、そのときの気分が自分でも分からなかったり。そんなときに、無理に正解を探す必要はありません。

「まだ決められないので、少し話してから考えたいです」

これも、きちんとした希望のひとつです。

自分の気持ちは、会話をしているうちに分かってくることもあります。最初から全部を説明できなくても大丈夫です。

「してほしいこと」より、今の状態から伝えてみる

具体的な希望を考えるのが難しいときは、今の自分の状態を言葉にしてみましょう。

「今日は少し疲れています」
「最初は緊張して、あまり話せないかもしれません」
「楽しい話をして、気分を変えたいです」

過ごし方を細かく指定しなくても、こんなひと言があれば、相手も接し方を考えやすくなります。

「静かに過ごしたいけれど、ずっと無言だと緊張する」

一見、矛盾しているように思える気持ちも、そのまま伝えて構いません。人の心地よさは、ひと言で説明できるものばかりではないからです。

避けたい話題を伝えることも、大切な希望

何をしたいかだけでなく、何を避けたいかも伝えていいことです。

「今日は仕事の話をしたくないです」
「年齢の話題は、あまり得意ではありません」
「そのことは、まだ話さずにいたいです」

詳しい理由まで説明する必要はありません。

会話の途中で話したくなくなったときも、「別の話をしてもいいですか?」と変えて大丈夫です。

楽しく過ごすために、どんな質問にも答えなければならないわけではありません。自分が話せる範囲を、自分で選んでいいのです。

途中で気持ちが変わっても、訂正していい

最初はたくさん話したかったけれど、少し静かに過ごしたくなった。

反対に、緊張がほぐれて、もっと会話を楽しみたくなった。

過ごしているうちに希望が変わるのは、自然なことです。

「さっきはこう言ったから」と、最初の希望に合わせ続ける必要はありません。

「今は、少しゆっくりしたくなりました」

その時点の気持ちを伝えることで、残りの時間をより心地よく調整できます。

心地よかったことも、言葉にしてみる

希望を伝えるのは、何かを変えてほしいときだけではありません。

「今くらいの話す速さが落ち着きます」
「その話、もう少し聞いてみたいです」
「急かさずに待ってくれて、嬉しかったです」

心地よかったことを伝えると、自分に合う過ごし方を共有しやすくなります。

相手に合わせるだけではなく、自分の気持ちも少しずつ会話に加えていく。それが、一緒に過ごす時間をつくることなのかもしれません。

帝 -MIKADO-は、女性が希望を言いやすく、途中でも気持ちを伝えられる接客を大切にしていきたいと考えています。

上手にお願いする必要はありません。まずは「今日は、こんな気分です」のひと言から始めてみてください。

帝 -MIKADO-