本当は嫌だったのに、笑ってしまう女性。

  コラム

## ― 内勤だから見える「言えない本音」 ―

女性用風俗の内勤をしていると、ときどき考えることがあります。

「大丈夫です」

「楽しかったです」

「またお願いします」

お客様からそう言ってもらえているのに、なぜかその後、連絡がなくなってしまう。

もちろん、本当に満足して終わったケースもあります。

でも中には、あとになって、

「実はちょっと嫌だったことがありました」

「その場では言えませんでした」

「断ったら悪いと思ってしまって……」

そんな言葉を聞くことがあります。

今回は、内勤として日々お客様とやり取りしているからこそ感じる、**「その場では言えなかった女性の本音」**について書いてみたいと思います。

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## 「嫌」と言えないのは、珍しいことではない

「嫌なら言えばいい」

言葉だけなら簡単です。

でも、実際にその場にいると、そう簡単には言えないことがあります。

初めて会ったセラピスト。

少し緊張している自分。

相手は優しくしてくれている。

せっかく時間を作ってくれている。

そんな状況で、

「それは嫌です」

「そこまではしたくないです」

と、はっきり言うのは意外と勇気が必要です。

特に、相手を傷つけたくない人や、普段から周りに気を遣う人ほど、自分の気持ちを後回しにしてしまうことがあります。

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## 「大丈夫です」は、本当に大丈夫?

内勤をしていると、この言葉について考えさせられることがあります。

「大丈夫です」

この一言には、本当にいろいろな意味があります。

本当に大丈夫なときもあれば、

「まあ大丈夫」

「これくらいなら我慢できる」

「断るほどではない」

「どう言えばいいか分からない」

という意味で使われることもあります。

だからこそ、セラピスト側には「大丈夫と言われたから大丈夫」とだけ考えず、相手の表情や反応、会話のテンポなどを見ながら接することが求められるのだと思います。

もちろん、セラピストがお客様の気持ちを勝手に決めつけるのも違います。

だからこそ、**確認しながら進めること**が大切になります。

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## 笑っているから、楽しんでいるとは限らない

これも、すごく大切なことだと思っています。

女性は、気まずい空気を避けるために笑うことがあります。

困ったときにも笑う。

恥ずかしいときにも笑う。

断りたいけれど言い出せないときにも、笑ってしまう。

だから、

「笑ってくれているから大丈夫」

とは限りません。

内勤としては、セラピストにはお客様の言葉だけではなく、**「今、この人は本当に心地よく過ごせているのか」**を大切にしてほしいと思っています。

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## 「せっかく予約したんだから」という気持ち

もう一つ、女性が無理をしてしまう理由があります。

それが、

**「せっかく予約したんだから」**

という気持ちです。

仕事を調整して。

予定を空けて。

勇気を出して予約して。

当日を楽しみにして。

そこまでして来たのだから、

「途中でやめるのはもったいない」

「ここまで来たんだから楽しもう」

と、自分の気持ちを抑えてしまうことがあります。

でも、本来は逆なんです。

せっかく時間を作って予約したからこそ、**自分が心地よく過ごせる時間にしてほしい。**

内勤としては、そう思っています。

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## 途中で「やっぱり違う」と思ってもいい

予約したときには、

「今日はこういう時間にしたい」

と思っていた。

でも、実際に合流してみたら、思っていたより緊張した。

あるいは、話しているうちに、

「今日はもっとゆっくり話したい」

と思うこともあるでしょう。

逆に、

「最初は緊張していたけれど、少しずつ慣れてきた」

ということもあります。

人の気持ちは、その場で変わります。

だから、最初に決めたことを最後まで守らなければいけないわけではありません。

**「やっぱり今日はこうしたい」**

そう思ったら、途中で伝えていい。

それはわがままではありません。

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## 「断ったら嫌われる」と思わなくていい

女性からよく聞くのが、

「断ったらセラピストに嫌われそう」

という不安です。

でも、本来はそんな心配をする必要はありません。

「今日はここまでにしたい」

「それは苦手」

「もう少しゆっくりがいい」

そう伝えることは、決して悪いことではありません。

むしろ、きちんと伝えてもらえることで、セラピスト側もお客様に合わせやすくなります。

お客様が無理をして笑っているより、

「これは好き」

「これは苦手」

「今はこうしたい」

と素直に伝えてもらえるほうが、より良い時間を作りやすいのではないでしょうか。

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## 本当に大切なのは「何をするか」だけではない

女性用風俗というと、

「何をしてもらえるのか」

という部分に目が向きやすいと思います。

もちろん、それも大切です。

でも、内勤として見ていると、実際にお客様が求めているものは、それだけではないように感じます。

安心して話せること。

自分のペースでいられること。

無理をしなくていいこと。

嫌なことを嫌と言えること。

そして、

**「自分の気持ちを大切にしてもらえている」**

と感じられること。

こうした部分も、同じくらい大切なのではないでしょうか。

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## 内勤だからこそ、伝えておきたいこと

もし、これから女性用風俗を利用しようと思っている方がいたら、覚えておいてほしいことがあります。

最初から上手に希望を伝えられなくても大丈夫です。

緊張しても大丈夫。

途中で気持ちが変わっても大丈夫。

「やっぱり違う」と思っても大丈夫。

そして、

**嫌なことを嫌と言っていい。**

それは、お客様の権利です。

「こんなことを言ったら面倒なお客さんだと思われるかな」

そんなふうに考えなくても大丈夫です。

分からないことがあれば聞いていい。

不安なら相談していい。

希望があれば伝えていい。

そして、嫌なことがあれば断っていい。

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## 「また会いたい」は、我慢の上に作るものじゃない

内勤として一番うれしいのは、

「またこの人に会いたいです」

という言葉をいただいたときです。

でも、その「また会いたい」は、

我慢した結果ではなく、

「楽しかった」

「安心できた」

「自分らしくいられた」

という気持ちから生まれてほしいと思っています。

セラピストに合わせる時間ではなく、

**お客様自身が大切にされる時間。**

その時間を作るために、セラピストだけではなく、内勤もできることを考えていきたい。

前回の記事で書いた、

「何も言わないで離れてしまう女性」

を少しでも減らすためにも。

「本当は嫌だったけど、笑ってしまった」

という女性を少しでも減らすためにも。

私たち内勤は、予約を取ることだけではなく、**お客様が安心して自分の気持ちを伝えられる場所を作ること**も大切な仕事だと思っています。