女性用風俗の内勤をしていると、日々さまざまなお問い合わせや予約のご連絡をいただきます。
その中には、もちろん予約をいただく連絡だけではなく、
「すみません、今回キャンセルしたいです」
というご連絡もあります。
予約が入れば嬉しい。
キャンセルになれば残念。
仕事として考えれば、そう思うのは自然なことかもしれません。
でも、長く内勤として女性からの連絡を見ていると、少し違った見方をするようになりました。
予約をキャンセルしたからといって、
「利用したくなくなった」
「セラピストに会いたくなくなった」
とは限らないからです。
むしろ、その裏側には、女性にしか分からないさまざまな気持ちが隠れていることがあります。
今回は、内勤として日々女性と接しているからこそ感じる、
「予約をキャンセルする女性の本当の気持ち」
について書いてみたいと思います。
予約をした瞬間と、当日の気持ちは違う
まず知っておきたいのは、
予約をしたときの気持ちと、予約当日の気持ちは同じとは限らない
ということです。
予約をしたときは、
「会ってみたい」
「少し癒されたい」
「久しぶりに誰かとゆっくり過ごしたい」
そんな気持ちだった。
ところが、予約日が近づくにつれて、
「本当に行って大丈夫かな」
「なんだか急に緊張してきた」
「今の自分に必要なのかな」
と考え始める。
そして、最終的にキャンセルを選ぶ。
これは、決して珍しいことではありません。
人の気持ちは、その日の体調や仕事、生活環境によって変わります。
昨日は楽しみにしていたことでも、今日になったら気分が変わる。
それは女性用風俗に限ったことではないと思います。
「楽しみにしていたのに、急に不安になった」
初めて利用する女性の場合、予約後に不安が大きくなることがあります。
予約をするときは勢いがあった。
でも、日にちが近づくと、
「初対面の人とちゃんと話せるかな」
「緊張してしまったらどうしよう」
「自分が思っていた時間にならなかったらどうしよう」
と、いろいろなことを考えてしまう。
特に初めてのことなら、想像するほど不安が膨らむこともあります。
予約するまではスマートフォンの画面越しだったものが、予約を確定した瞬間から、
「実際に会う」
という現実に変わる。
そこで初めて、自分が思っていた以上に緊張していることに気づく方もいるのだと思います。
だから、キャンセルという選択をする。
それは「興味がなくなった」のではなく、
「もう少し心の準備が必要だった」
ということなのかもしれません。
「キャンセルするのが申し訳ない」
内勤として意外と感じることがあります。
それは、キャンセルを希望する女性の中には、キャンセルそのものよりも、
「断ること」に申し訳なさを感じている方がいる
ということです。
「せっかく時間を空けてもらったのに……」
「楽しみにしてくれていたら申し訳ない」
「迷惑をかけますよね」
そんな言葉が添えられていることがあります。
でも、予約したからといって、必ず予定通りにしなければならないわけではありません。
仕事が入ることもあります。
体調が変わることもあります。
急な用事ができることもあります。
そして、気持ちが変わることだってあります。
自分の予定や気持ちを優先することは、決して悪いことではありません。
「セラピストに嫌われたくない」という気持ち
もう一つ、女性から感じることがあります。
それは、
「セラピストにどう思われるんだろう」
という不安です。
一度会ったことのあるセラピストの場合、
「またお願いしたいと思っていたけど、今回はやめておこう」
となることがあります。
そのとき、
「断ったら嫌われるかな」
「次に予約しづらくなるかな」
と考えてしまう。
でも、予約を見送ることと、そのセラピストを嫌いになることは別の話です。
むしろ、
「また会いたいけれど、今日はやめておく」
という選択もあります。
人との関係には、会いたい気持ちと、今は会えない事情が同時に存在することがあります。
その両方を持っていてもいいのだと思います。
仕事や日常が優先になることもある
女性用風俗を利用したいと思っていても、毎日が予定通りに進むとは限りません。
仕事が長引いた。
急な予定が入った。
家族の用事ができた。
友人との約束が入った。
疲れが思った以上に溜まっていた。
「今日はゆっくりしたい」と思っていたのに、いざ当日になると、
「今日は家で休もう」
と思うこともあります。
それは当然のことです。
どれだけ楽しみにしていた予定でも、
自分の生活を犠牲にしてまで行かなければならないものではありません。
女性用風俗は、あくまで自分の時間のための選択肢の一つ。
だからこそ、無理をしてまで利用する必要はないと思います。
「今じゃない」と思う日もある
予約をキャンセルするとき、
「また今度お願いします」
という言葉を添えてくださる女性もいます。
その一言を見ると、
「利用したくないわけではないんだな」
と感じることがあります。
今はタイミングが違う。
今は少し余裕がない。
もう少し落ち着いてから利用したい。
そういうことなのかもしれません。
私たちは、何かを欲しいと思ったら、すぐに手に入れなければいけないような感覚になりがちです。
でも、少し時間を置いてもいい。
気持ちが落ち着いてから考えてもいい。
「今じゃない」と思った自分の感覚を大切にすることも、一つの選択だと思います。
内勤が大切にしている「引き止めない」ということ
内勤として、キャンセルの連絡を受けたときに大切にしていることがあります。
それは、
無理に引き止めないこと。
もちろん、予約がなくなれば残念です。
ですが、
「せっかく予約したんだから」
「セラピストも楽しみにしていますよ」
「せっかく時間を空けたのに」
などと言って、女性に罪悪感を持たせるような対応はしたくありません。
利用するかどうかを決めるのは、その女性自身だからです。
迷っているなら、迷っていい。
キャンセルしたいなら、キャンセルしていい。
また利用したくなったら、そのときに連絡すればいい。
私たち内勤ができるのは、その選択を安心してしてもらえる環境を作ることだと思っています。
キャンセルした女性が、後日また連絡をくれることもある
内勤をしていると、以前キャンセルになった女性から、しばらく経ってから再び連絡をいただくことがあります。
「前回はすみませんでした」
「今度は予定が大丈夫なのでお願いします」
そんな連絡が届くことがあります。
でも、私たちからすると、
「前回キャンセルしたから……」
と気にする必要はありません。
前回キャンセルしたことより、
「また利用しようと思ってくれたこと」
のほうが大切です。
時間が経って気持ちが変わった。
予定が落ち着いた。
また誰かと過ごしたくなった。
そんなタイミングで、もう一度選択肢として思い出してもらえる。
それだけでもありがたいことだと思います。
キャンセルは「失敗」ではない
「せっかく予約したのにキャンセルしてしまった」
と、自分を責める必要はありません。
予約した時点では、そのときの自分にとって「利用したい」という気持ちがあった。
そして、キャンセルした時点では、そのときの自分にとって別の選択が必要だった。
ただ、それだけです。
そのどちらも、その時々の自分の正直な気持ちです。
予約した自分も間違いではない。
キャンセルした自分も間違いではない。
そう考えてもいいのではないでしょうか。
内勤だからこそ見える「女性の変化」
内勤は、女性とセラピストが実際に過ごす時間を直接見る仕事ではありません。
だからこそ、予約の前後にある女性の言葉を見る機会があります。
最初は何度も質問していた方。
予約をしたあとに少し不安になった方。
一度キャンセルした方。
その後、改めて予約をしてくださった方。
何度かやり取りをしていると、その人の中で少しずつ気持ちが変化していくことが分かります。
それは大きな変化ではありません。
でも、
「今回はやめておきます」
から、
「やっぱりお願いします」
に変わることもある。
反対に、
「楽しみにしています」
から、
「今回はキャンセルしたいです」
に変わることもある。
人の気持ちは、それくらい自然に変わるものなのだと思います。
「また利用したい」と思ったときに戻ってこられる場所へ
私たち内勤が目指したいのは、
「一度予約したら、最後まで利用してもらうこ
























