女性用風俗の内勤をしていると、新人セラピス少しずつ変わっていく姿を見る機会があります。入店したばかりの頃は、まだお客様からの予約も少ない。
プロフィールを見てもらっても、なかなか問い合わせにつながらない。
本人も、
「どうしたら選んでもらえるんだろう」
と悩むことがあります。
でも、しばらくすると少しずつ変化が出てくる。
そして気がつけば、
「この日、予約入ってます」
という報告が増えていく。
さらに時間が経つと、今度は出勤予定を出した段階で予約が埋まっていく。
内勤として見ていると、人気になるセラピストには、ある共通した「変化」があります。
最初から人気な人ばかりではない
新人というと、
「イケメンだから人気になる」
「会話が上手だから売れる」
そんなイメージを持つ方もいるかもしれません。
もちろん、見た目や会話力が魅力になることはあります。
ただ、実際にはそれだけではありません。
入店したばかりの頃は、お客様との距離感がまだわからなかったり、自分の魅力をどう伝えればいいのかわからなかったりするセラピストもいます。
プロフィールを書いても、どこか無難。
日記を書いても、何を書けばいいかわからない。
お客様との会話でも、
「これを言って大丈夫かな?」
と考えすぎてしまう。
そんな状態からスタートする人も珍しくありません。
最初に変わるのは「お客様を見る目」
新人の頃は、
「どうしたら予約してもらえるか」
を考えがちです。
でも、経験を重ねると少しずつ考え方が変わってきます。
「この女性は今日はどんな気分なんだろう」
「どういう時間を過ごしたいんだろう」
「今は話したいのか、静かに過ごしたいのか」
自分がどう見られるかではなく、
相手がどう感じるか
を考えるようになる。
ここは、内勤として見ていて大きな変化を感じる部分です。
「自分を売る」から「自分を知ってもらう」に変わる
新人の頃は、
「自分にはこんなことができます」
と、自分の長所をたくさんアピールしたくなります。
もちろん、それも大切です。
でも人気が出てくるセラピストは、少しずつ変わっていきます。
自分を大きく見せるのではなく、
「自分はこんな人間です」
と自然に伝えられるようになる。
日記の文章にも、その人らしさが出てくる。
写真にも、無理に作った雰囲気ではなく、その人の空気感が出てくる。
すると、お客様側も、
「この人、なんとなく自分に合いそう」
と感じやすくなります。
人気が出る人ほど「小さなこと」を覚えている
内勤として特に感じるのがここです。
人気が出てくるセラピストは、前回のお客様との時間を意外なほど細かく覚えています。
「前回、仕事が忙しいって言っていた」
「この前好きだと言っていたもの」
「今日は少し疲れているように見える」
そうした小さな情報を、次に会ったときに自然に拾える。
もちろん、すべてを完璧に覚えている必要はありません。
でも、
「前に話していたことを覚えていてくれた」
というのは、女性にとって思っている以上に嬉しいものです。
そして、それが一度きりの利用を、
「また会いたい」
に変えるきっかけになることがあります。
ある日、急に予約が増えるわけではない
内勤をしていると、
「この人、最近変わったな」
と感じる瞬間があります。
ただ、それは突然起こるわけではありません。
日記を少しずつ改善する。
お客様との接し方を振り返る。
先輩からアドバイスをもらう。
自分の苦手な部分から逃げない。
そうした小さな積み重ねが、少しずつ結果につながっていく。
最初は月に数件だった問い合わせが増え、
一度会ったお客様から再び連絡が来て、
少しずつ固定のお客様が増えていく。
そしていつの間にか、
「この日空いてますか?」
ではなく、
「この日しか空いてないんですが、お願いできますか?」
という問い合わせが増えてくる。
内勤からすると、こういう変化を見るのは嬉しいものです。
「売れる人」は、ずっと同じではない
新人の頃に苦戦していたセラピストが、半年後には人気セラピストになっている。
逆に、最初から予約が入っていた人が、そこから伸び悩むこともあります。
だからこそ、人気というのは単純に「最初から持っているもの」ではないと思っています。
もちろん、生まれ持った魅力はあります。
でも、
人の話を聞くこと。
自分を見直すこと。
相手の気持ちを想像すること。
失敗したときに次へ活かすこと。
そういう部分が積み重なって、少しずつ「選ばれる理由」になっていく。
内勤として多くのセラピストを見ていると、それを強く感じます。
新人だったことを忘れないセラピストは強い
人気が出てからも、
「最初は全然予約が入らなかった」
「何を書けばいいかわからなかった」
「お客様と話すのが緊張した」
そんな新人時代の経験を忘れない人は強いと思います。
なぜなら、初めて利用する女性の気持ちを想像できるからです。
最初は誰だって緊張する。
何を話せばいいかわからない。
どう接すればいいのかわからない。
その気持ちを知っているからこそ、自然に相手を安心させることができる。
人気になるというのは、単純に予約数が増えることだけではありません。
「この人に会ってよかった」と思ってもらえる時間を、一つずつ積み重ねていくこと。
内勤として新人セラピストの成長を見ていると、そんなふうに感じます。
そして今日も、新しく入ったセラピストが少しずつ経験を重ねています。
最初は誰もが新人。
そこからどんなセラピストになっていくのか。
それを一番近くで見ているのも、実は内勤なのかもしれません。

























