私は2019年にセラピストとしてこの業界に入り、2021年に独立して、女性用風俗 帝を全国23店舗で運営しています。自分でも無店舗型の届出を出して、店を立ち上げてきました。
この記事では、デリヘルの開業にかかる費用の内訳を整理したうえで、同じ無店舗型の届出で始められる女性用風俗なら、どの費用がかからなくなるのかをお伝えします。
デリヘル開業にかかる費用の目安
デリヘルの開業費用は、開業ガイドなどでは200万〜300万円ほどが目安とされることが多く、切り詰めれば100万円前後から始められるという情報もあります。
金額に幅があるのは、次の3つを最初にどこまで用意するかで大きく変わるからです。
・事務所と、女の子が出勤中に待つための待機所
・女の子をホテルや自宅へ送る送迎車とドライバー
・女の子を集めるための求人広告
届出そのものにかかるお金はわずかです。お金がかかるのは、店を回すための場所と人の部分です。
デリヘル開業費用の内訳
一般的な目安をまとめると、次のようになります。店の規模や地域によって金額は変わります。
| 項目 | 内容 | 目安 |
|---|---|---|
| 事務所の初期費用 | 敷金・礼金・仲介手数料など。風俗の営業に使うことを大家さんが認めてくれる物件が必要です | 数十万円 |
| 待機所 | 女の子が出勤中に待つ部屋。事務所とは別に借りることが多いです | 数十万円+毎月の家賃 |
| 送迎車・ドライバー | 車の用意と、ドライバーへの支払い | 車の費用+毎月の人件費 |
| ホームページ・ポータルサイト | 店のサイトの制作と、風俗ポータルサイトへの掲載 | 制作費+毎月の掲載料 |
| 求人広告 | 女の子を集めるための求人サイトへの掲載 | 毎月10万〜30万円ほど |
| 届出の書類 | 自分で作れば実費はわずか。行政書士に頼む場合は報酬がかかります | 数千円〜10万円前後 |
| 運転資金 | 売上が立つまでの家賃・広告費・人件費 | 数十万〜数百万円 |
気をつけたいのは、売上がまだ立っていなくても毎月出ていく費用が多いことです。待機所の家賃、ドライバーへの支払い、求人広告、ポータルサイトの掲載料は、お客様が来ない月でもかかります。
デリヘルで一番重いのは、女の子を集め続ける費用
デリヘルの売上は、在籍している女の子の人数と、どれだけ出勤してもらえるかでほぼ決まります。女の子が辞めれば、また求人広告を出して集め直すことになります。
開業のときの費用を抑えられても、開業後に求人広告・送迎・待機所の費用が毎月続きます。売上が立つ前に資金が尽きてしまうのは、この毎月の費用が先に走るからです。
女性用風俗なら、待機所も送迎も要らない
女性用風俗は、女性のお客様のもとへ男性のセラピストが伺うサービスです。届出の種類はデリヘルと同じ無店舗型性風俗特殊営業ですが、店の回し方が大きく違います。
待機所が要らない
セラピストはご自宅などからホテルへ直接向かうので、店で待つための部屋を用意する必要がありません。
送迎が要らない
セラピストは電車やタクシーで自分で移動します。移動の交通費はお客様からいただく料金に含まれるので、店がドライバーを雇う必要がありません。
事務所は届出に必要な分だけでいい
届出には事務所が必要ですが、女の子が待機したり出入りしたりする場所ではないので、小さな事務所で足ります。帝の加盟店では、簡易的な事務所を15万円ほどで用意するのが目安です。
集客と求人は本部のサイトに乗せられる
帝のフランチャイズでは、店舗のホームページを本部のサイトの中に持ちます。新しい店が自分のホームページだけで検索の上位に出るのは時間がかかりますが、本部のサイトの中に店舗ページを作るので、開業直後から検索で見つけてもらいやすくなります。セラピストの求人も、本部の公式サイトに掲載します。
帝のフランチャイズで開業する場合の費用
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| ホームページ制作費 | 16万5,000円 |
| 保証金 | 15万円 |
| 加盟金 | 16万5,000円(エリアAの店舗は33万円) |
| 簡易事務所の取得費 | 15万円ほど |
| パソコン・スマホなど | 3万〜20万円 |
| 初月の広告費 | 7万円ほど |
| 新店舗開店ビルトアップパック(女性用風俗が未経験の方) | 10万円 |
| 合計 | 70万〜120万円ほど |
開業後の固定費は、月7万〜30万円ほどです。面接や予約対応といった店舗の運営をオーナーご自身が担う場合は人件費がかからないので、固定費をかなり低く抑えられます。セラピストは全員業務委託なので、在籍が増えても固定の人件費は増えません。
ロイヤルティは、売上が上がるほど率が下がる変動制です(15%から5%まで)。毎月決まった額を払う形ではないので、立ち上げで売上が小さい時期は負担も小さくなります。
デリヘルと女性用風俗の費用の比較
| 項目 | デリヘル(一般的な目安) | 女性用風俗(帝のフランチャイズ) |
|---|---|---|
| 開業費用 | 200万〜300万円ほど(最低でも100万円前後) | 70万〜120万円ほど |
| 待機所 | 必要なことが多い | 不要 |
| 送迎車・ドライバー | 必要 | 不要(セラピストが自分で移動) |
| スタッフの集め方 | 女の子の求人広告を毎月出す | 本部の公式サイトに求人を掲載 |
| 届出 | 無店舗型性風俗特殊営業 | 同じ(無店舗型性風俗特殊営業) |
| フランチャイズのロイヤルティ | 本部によって違う(毎月の固定額のところもある) | 売上に応じて15%→5% |
費用が安いぶん、店づくりに時間を使ってほしい
女性用風俗は、お客様の不安がとても大きいサービスです。はじめて利用する女性は、どんなセラピストが来るのか、安全なのかを慎重に調べてから予約します。
ですから、開業費用を抑えられたぶん、セラピストの研修や接客、予約対応の丁寧さに時間を使うことが売上につながります。帝では、セラピストの研修動画・マニュアル・勉強会を本部で用意していて、加盟店のセラピストも使えます。
立ち上げから半年ほどは、オーナーが時間を取って店に向き合う必要があります。お金よりも時間を投資する業態だと考えてください。
すでにデリヘルを経営している方へ
すでにデリヘルを経営している方には、女性用風俗を同じ事務所で始めるという選び方もあります。
届出の種類がどちらも無店舗型性風俗特殊営業なので、帝の加盟店にも、デリヘルと女性用風俗を同じ事務所で届け出て、両方を運営しているオーナーがいます。事務所をもう1つ借りなくていいので、その分の家賃がかかりません。
※届出の出し方は、管轄の警察署によって扱いが違うことがあります。始める前に、事務所を管轄する警察署で確認してください。
両方を運営する形については、デリヘル経営は儲かる? 固定費の実態と、女性用風俗を併営するという選択肢で詳しく書いています。
まとめ
デリヘルの開業費用がかさむのは、待機所・送迎・女の子の求人の費用が、開業後も毎月続くからです。女性用風俗なら、同じ無店舗型の届出で、待機所も送迎も要らずに始められます。
帝のフランチャイズの条件は、女性用風俗 帝のフランチャイズ加盟案内にまとめています。開業までの流れはデリヘル開業の流れ|届出・事務所・人材の集め方と、女性用風俗の場合で解説しています。
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女性用風俗帝オーナー兼セラピスト。
FODショートドラマ「女性用風俗」監修。ぴゅあらば全国セラピスト総選挙、関東部門・第一位。
某大手店舗で全国ランカー、7ヶ月連続の店舗NO1セラピストとして活躍し、新人研修の講師を経験した後、2021年9月に独立。各種メディア出演、取材可です。「全ての女性の性の悩みを解決し、本当の快楽を知ってもらいたい」という理念を掲げ、帝グループのお店を全国23店舗で運営中。
























