デリヘル開業の流れ|届出・事務所・人材の集め方と、女性用風俗の場合

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デリヘルを開業したい方に向けて、開業までの流れを順番に説明します。

私は2019年にセラピストとしてこの業界に入り、2021年に独立して、女性用風俗 帝を全国で運営しています。女性用風俗もデリヘルと同じ無店舗型の届出で始める業態なので、届出から営業開始までの流れはほとんど同じです。

途中で、女性用風俗の場合に何が変わるのかも書いていきます。

デリヘル開業までの流れ


開業までは、おおまかに次の順番で進みます。

1. 業態とエリアを決める
2. 資金を用意する
3. 事務所を探す
4. 警察署に届出を出す
5. ホームページ・ポータルサイト・求人を準備する
6. スタッフを採用して研修する
7. 営業を始める

ひとつずつ見ていきます。

1. 業態とエリアを決める


最初に決めるのは、どんなお客様に、どんなサービスを、どのエリアで届けるかです。

デリヘルなら、どんな女の子を揃える店にするのか(年齢層・雰囲気・価格帯)と、どのエリアのホテルや自宅に派遣するのかを決めます。同じようなコンセプトの店が多いエリアでは、後から入って目立つのは簡単ではありません。

このとき、男性向けのデリヘルだけでなく、女性向けの女性用風俗も候補に入れて比べてみてください。届出の種類は同じで、必要な設備と費用が大きく違います。

2. 資金を用意する


デリヘルの開業費用は、200万〜300万円ほどが目安とされることが多いです。事務所・待機所・送迎・求人広告をどこまで最初に用意するかで、金額が大きく変わります。

費用の内訳はデリヘル開業の費用はいくら? 内訳と、女性用風俗なら70万円から始められる理由で詳しくまとめています。

3. 事務所を探す


届出には、営業の拠点になる事務所が必要です。届出のときに、その部屋を使う権利があることを示す書類(賃貸借契約書や、大家さんの使用承諾書など)を出します。

ここで時間がかかりやすいのが、風俗の営業に使うことを大家さんに認めてもらえる物件探しです。普通の賃貸物件では断られることが多いので、早めに探し始めてください。契約する前に、その物件で届出が出せるかを管轄の警察署に確認しておくと安心です。

デリヘルの場合は、女の子が出勤中に待つ待機所も用意することが多く、事務所とあわせて2部屋分の家賃がかかることもあります。

女性用風俗の場合


女性用風俗では、セラピストはご自宅などからホテルへ直接向かうので、待機所は要りません。事務所も人が出入りする場所ではないので、小さな部屋で足ります。

4. 警察署に届出を出す


デリヘルは、風営法の「無店舗型性風俗特殊営業」にあたります。許可制ではなく届出制で、営業を始める日の10日前までに、事務所を管轄する警察署(生活安全課)を通して公安委員会へ届け出ます。

主な書類は次のとおりです。

・無店舗型性風俗特殊営業の営業開始届出書
・営業の方法を記載した書類
・事務所を使う権利があることを示す書類(賃貸借契約書・使用承諾書など)
・事務所の平面図と、周辺の略図
・住民票の写し(本籍が記載されたもの)
・法律で定められた欠格事由に当たらないことの誓約書
・法人の場合は、定款や登記事項証明書、役員の住民票など

必要な書類は都道府県によって細かく違うことがあるので、事前に警察署で確認してください。

届出が受理されると、届出確認書が交付されます。風俗ポータルサイトや求人サイトに掲載するときは、この届出確認書を求められるのが一般的です。

届出は、実際に営業する人の名義で出す


届出は、実際に店を営業する人の名義で出すものです。フランチャイズに加盟して本部の看板で営業する場合でも、届出を出すのはオーナーご自身です。

営業を始めてからも、18歳未満の人を働かせてはいけないこと、従業者名簿を備えることなど、守らなければいけない決まりがあります。

女性用風俗の場合


女性用風俗の届出も、種類はデリヘルと同じ無店舗型性風俗特殊営業です。書類もほぼ同じです。帝のフランチャイズでは、加盟店の届出の手続きについて本部が相談に乗ります。

5. ホームページ・ポータルサイト・求人を準備する


風俗店は、検索エンジンの広告やSNSの広告のような一般的なネット広告をほとんど使えません。そのため、店のホームページが検索で見つかることと、風俗ポータルサイトへの掲載が集客の中心になります。

デリヘルでは、女の子を集めるための求人サイトへの掲載も必要です。求人広告もポータルサイトも毎月の掲載料がかかるので、開業直後の資金を圧迫しやすい部分です。

女性用風俗(帝のフランチャイズ)の場合


帝のフランチャイズでは、店舗のホームページを本部のサイトの中に持つので、ゼロからホームページを育てる必要がありません。

セラピストの求人も、開業から2ヶ月間は本部の公式サイトで求人とバナーを掲載します。帝グループ全体では、毎月150件ほどのセラピスト応募が届いていて、その中から加盟店で働きたい人とつながることができます。

6. スタッフを採用して研修する


デリヘルでは、女の子の面接と講習、プロフィール写真の撮影に加えて、送迎ドライバーや受付スタッフの採用が必要になります。

女性用風俗の場合


女性用風俗では、ドライバーは要りません。その代わりに大事になるのが、セラピストの研修です。

女性のお客様は、はじめての利用にとても不安を感じています。未経験の男性がすぐに、女性に安心して任せてもらえる接客ができるわけではありません。帝では、研修動画やマニュアル、勉強会を本部で用意していて、加盟店のセラピストも使えます。予約対応などを担う内勤スタッフの研修も、本部で行います。

7. 営業を始める


営業を始めてからの数ヶ月は、予約への返信の速さや、お客様とスタッフへの対応の丁寧さで店の評判が決まります。

特に女性用風俗は、一度気に入ったセラピストを繰り返し指名してくれるお客様が多い業態です。最初のお客様にどれだけ満足してもらえるかが、そのまま次の売上になります。立ち上げから半年ほどは、オーナーが時間を取って店に向き合う必要があります。

デリヘルと女性用風俗、開業の流れの違い














項目デリヘル女性用風俗(帝のフランチャイズ)
届出無店舗型性風俗特殊営業同じ
事務所必要必要(小さな部屋で足りる)
待機所必要なことが多い不要
送迎ドライバー必要不要
ホームページ自分で作って育てる本部のサイトの中に店舗ページを持つ
スタッフの求人求人サイトに毎月掲載本部の公式サイトに掲載
研修自分で用意する本部の研修動画・マニュアル・勉強会を使える



デリヘルを経営中の方は、同じ事務所で始められることも


すでにデリヘルを経営している方は、女性用風俗を同じ事務所で届け出て、両方を運営するという形もとれます。帝の加盟店にも、そうして両方を運営しているオーナーがいます。事務所を分けなくていいので、事務所代が浮きます。

※届出の出し方は、管轄の警察署によって扱いが違うことがあります。始める前に、事務所を管轄する警察署で確認してください。

詳しくはデリヘル経営は儲かる? 固定費の実態と、女性用風俗を併営するという選択肢で書いています。

デリヘル開業でよくある質問


開業に資格は必要ですか?


特別な資格は要りません。デリヘルは許可制ではなく届出制です。ただし、法律で定められた欠格事由に当てはまる人は届出ができません。

個人でも開業できますか?


個人でも法人でも届出ができます。法人の場合は、定款や登記事項証明書、役員の住民票などの書類が加わります。

自宅を事務所にできますか?


できる場合もありますが、賃貸なら大家さんの承諾が必要です。持ち家でも、届出が出せる場所かどうかは事前に管轄の警察署で確認してください。

届出は自分で出せますか?


自分で書類を作って出すことができます。書類づくりに不安があれば、風営法に詳しい行政書士に依頼する方法もあります。

まとめ


デリヘルの開業は、事務所探し、警察署への届出、ホームページと求人の準備、スタッフの採用という順番で進みます。女性用風俗も届出までの流れは同じですが、待機所と送迎が要らず、ホームページと求人は本部のサイトに乗せられます。

帝のフランチャイズの条件は、女性用風俗 帝のフランチャイズ加盟案内にまとめています。

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